入院や預かりの動物たちへの給餌、投薬、犬舎掃除などから、保定や各種検査を行っています。
また歯科オペの助手や麻酔なども担当しています。
現在の職種を目指したきっかけは小学生のころ、自分が飼っていたペットを病院に連れて行ったとき、そこで対応してくれた看護士さんがとても優しくて、心強く感じました。
私もそんな動物看護師になりたいと思い、この職業を目指すようになりました。
動物看護師となり今なにが必要なのか、何をしたら効率的なのかを考えて行動したことに対し、獣医さんから「助かった」と言ってもらえることが、動物看護師としての喜びですね。
また入院している子の飼い主様が面会にいらした時、「とても丁寧に対応して頂いて安心しました」と言っていただけた時は、本当にうれしかったです。
INTERVIEW04 動物看護師 壁谷 実希
獣医さんから「助かった」
と言ってもらえるように
子供のころお世話になった
動物看護師さんの優しさを心強く感じて
私が大切にしていること
そして今後の目標
1年目の時、緊急かもしれないから様子を見てきてほしい言われたことがあったのですが、飼い主様も動揺していて自分もうまく対応できませんでした。
そんな時に先輩の看護師さんがさっと代わって状態を確認してくれ、後から「こうしたらよかったよ」と教えて頂いたことがありました。
この時のことがとても印象に残っていて、常に冷静に状況を判断するとともに、後輩の子たちにはこのように教えられるよう意識しています。
そして、自分が不安な顔をしていると飼い主様も不安になるし、安心して任せてもらえないと思うので、常に笑顔を忘れないように心がけ、大切な命をお預かりしているので、わからないことは曖昧なままにせず、はっきりと訊く。
あとは当たり前ですけど、社会人として挨拶や感謝はしっかり伝えるなど、思いやりを忘れないことです。
当面の目標は、Cアームの担当看護師として操作をマスターすることはもちろん、オペの流れをしっかりと覚えて、スムーズに進められるようにすること。とはいえ自分のことだけで精一杯にならずに、後輩の子たちにしっかり指示ができるようになりたいです。
これから就職を考えている未来の動物看護師の皆様へ
看護師同士はもちろん、獣医さんともしっかりとコミュニケーションをとって色々な話ができる環境なので、とても勉強になります。
また病院でおこなうイベント等ではみんなでワイワイと楽しめますし、いつも和やかで暖かい雰囲気の職場だと思います。
毎日いろいろな動物と触れ合って体力のいる仕事ですが、循環器、眼科、歯科とたくさんの分野を学ぶことができて、とてもやりがいのある職場だと思います。
覚えることはたくさんありますが、獣医さんも看護師さんもみんな優しくて、なんでも訊ける雰囲気かなと思います。ぜひ一緒に頑張りましょう！
他のインタビューを見るOTHER
