眼科

眼科診療

当院では眼科を得意としている獣医師が診療を行っております。
犬や猫にも人間と同じように目の病気が多くみられます。ペットの種類によっても目の病気は様々なものがあります。
目の病気は放っておくと失明をする恐れもある怖い病気があります。
大切なペットたちに、大きくなってもキレイな眼の輝きとクリアな視界を保ってあげる為に、日々チェックをしてあげましょう。
眼の病気は、病気の治療のためには飼い主さんがきちんとした知識を身につけておくことがとても大切なのです。いざというときに慌てないために、普段から目の病気のことやケア方法などを知っておきましょう。

犬のコンタクトレンズがあるって知ってた?

目の上に直接かぶせる、透明な丸いカバー、コンタクトレンズ。
これに「犬用」があるって知ってました?
視力を良くするためのものと思われがちですが…実は!目の傷を早く治すために使うものなのです。
素材は人間用と同じ、水を吸うプラスチックですが、一サイズでいろいろな犬種の目に合わせるため、目のカーブを何匹も測って試作を繰り返しました。
当院ではこれまで、50件以上レンズを使った治療をしてきました。多くは散歩に行って草むらで目を傷つけた犬や、同じ家で暮らすネコに引っ掻かれった室内犬。シーズーやパグ、チンなど。鼻つぶれで目が大きいワンちゃんたちです。
傷はほとんど目薬で治すので「レンズをかぶせれば、そこに目薬がたまって早く治る。傷とまぶたがこすれないから痛くない。ばんそうこうのような役割です。犬はものすごく痛そうな顔をして飼い主に連れて来られるのですが、レンズを入れるとすぐニッコリに。一度入れたら手入れは不要。4日から2週間ぐらい、入れっぱなしでも大丈夫です。

目薬の正しい差し方

当院からお渡しする点眼薬には、「点眼液」と「眼軟膏」の2種類の剤形があります。
点眼方法や保存方法をよく理解しないと、せっかくの薬も治療効果がみられないこともあります。また、保存方法を間違えて目薬を差すと余計に目の病気が悪化してしまうこともあります。正しい点眼方法と保存方法をしっかりと知ることが大切です。

点眼方法 点眼方法
点眼液

点眼液は比較的簡単で、点眼する回数や時間などを調節しやすく、眼の治療によく使用します。点眼された薬が眼に浸透するのは軟膏に比べて早いのですが、逆に持続時間は短いので、点眼する回数は多くなります。そのため点眼をスムーズに行わないとペットにストレスや恐怖心を与えてしまいます。以下の順番で行って下さい。

点眼方法

飼い主さんは手指を石けんなどでよく洗浄しましょう。飼い主さんのバイ菌がペットの目に
入ったら大変です!下記の手順で点眼して行きましょう。
① お薬袋から点眼瓶を取り出します。
② ペットの顔を固定します。※咬まれないように口を押さえる等注意して下さい。
③ 動物の頭部を上に向けて固定させます。
  直接指や眼球が触れないように注意してください。
④ 下眼瞼を下方に引き、眼の上方から1~2滴点眼します。
  ※それ以上多く点眼しても、眼から溢れでるばかりなので効果はありません。点眼量を守りましょう。
⑤ 最後に「よくがんばったね」とほめてあげましょう。おやつをあげても良いですね♪

※2種類以上の点眼液を点眼する場合には、各々の点眼間隔は最低でも5分間以上開けて点眼してください。異なる製品間では組み合わせで変化がおきやすいですし、間隔をおかないですぐ点眼するとそれぞれの液が薄まってしまい十分な目薬の効果が得られない為です。
通常は一番効果を出したい点眼液を最後に点眼するようにします。


軟膏薬

眼軟膏は長所と短所があります。

  • 点眼回数の軽減
    (目薬のように液状でない為です)
  • 瞬きができない症例の眼表面の乾燥防止効果
  • 角膜炎における痛みの軽減

  • 点入の難しさや点入後の異物感
  • 前肢で引っ掻く、眼をこすりつける

眼軟膏の投与方法

① 飼い主さんは手指を石けんなどでよく洗浄しましょう
② お薬からチューブを取り出します。
③ ペットの顔を固定します。※咬まれないように口を押さえる等注意して下さい。
④ 動物の頭部を上方に向けて固定させ、下眼瞼を下方に引き、チューブの先端が結膜に直接触れないように注意しながら、軟膏を結膜嚢に約1cm位入れて手のひらでペットの目を閉じさせます。
⑤ 減菌ガラス棒を使用する場合は、下眼瞼を下に引いて結膜に軟膏をつけた減菌ガラス棒をあてがい、目を閉じさせてから減菌ガラス棒を静かに引きます。※使用後はキレイに洗って下さい。
⑥ 最後は「よくがんばったね」とほめてあげましょう。
ご褒美におやつをあげても良いですね♪

保存方法

点眼剤により保存方法は異なります。
開封後多くの点眼剤は遮光室温保存しますが、中には冷所保存(冷蔵庫での保存)の点眼液もありますので、獣医師の指示に従ってください。
一般に効果の安定性は温度が高くなるほど悪くなるのは事実ですが、何でも冷蔵庫で保存すればよいわけではありません。なかには冷蔵庫に保存したことで、結晶析出が起こ り点眼液の安定性を損なわれる場合がありますのでご注意ください。
また、眼軟膏の保存は、高温を避けて室温保存が一般的です。

有効期限

一般的には点眼液は2週間くらいで使いきるように考えられて作られています。点眼液の使用期限は製品によっては1週間から1ヶ月と幅があります。点眼液は、開封前は減菌状態ですが、開封した時点から使用状況にもよりますが、点眼液中に細菌が繁殖する2次感染の危険がでてきます。
よってもし、使用していた点眼液が余った場合でも、効果の問題や汚染の危険性がありますので、「もったいない」などとは考えずに、ペットの健康の為にも開封後1ヶ月を過ぎた点眼薬はすみやかに破棄してください。自己判断は危険です!
眼軟膏は点眼液に比べて開封後の2次感染は少ないと考えられていますが、使用方法や保管状況により異なってきます。
原則的には、点眼液と同様に1ヶ月以内と考えてください。

眼科診療事例

写真は、慢性緑内障で視覚が無い右眼に対して強膜内シリコン義眼挿入術を適用した症例です。大きくなった眼(左写真)が元の大きさに戻り、痛みも無くなりました(右写真)。写真により目が反射して光って見えますが、見た目は左目と変わりありません。

写真は瞬膜線脱出(チェーリーアイ)を外科的に整復させた前後の写真です。

写真は、犬の眼底です。左は正常眼底、右は視覚の無い進行性網膜委縮症の眼底所見です。正常に比べて視神経や網膜が委縮し、血管も細くなっています。
確定診断には、網膜電図検査を実施します。


 

〒482-0042
愛知県岩倉市中本町南加路桶20-13

 
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△ 土曜日の午後は16:00~18:00となります。
※ 日曜日、祝祭日は予約診療と急患対応です。
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